【ご注意ください】特殊詐欺”警察官かたる詐欺”の手口まとめ
近年、警察や公的機関を装った特殊詐欺の手口が巧妙化しており、被害者が冷静な判断を失うよう巧みに誘導されるケースが増えています。
柳井警察署管内で発生しご相談者が遭遇した事例をもとに、ご相談者のご了解を得られましたので、詐欺の具体的な手口や流れを紹介し、注意すべきポイントをまとめます。
🔹 発端
事件の発端は、固定電話への海外からの着信でした。ご相談者がうっかり電話に出ると、「あなたは特殊詐欺グループの一員として捜査対象になっている」と告げられました。さらに、「楽天銀行のキャッシュカードを持っているはずだ」と指摘され、ご相談者は実際にカードを所持していたため、不安に駆られ、話を聞かざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。
1. グループLINEへの誘導
信用させるようにLINEの細部にこだわっているようです
- 「奈良県警」という名称のグループLINEに招待
- アイコンは警察のマーク(旭日章)
2. 偽の警察官によるビデオ通話
- 日本人が(偽の)警察手帳を提示(色はネイビーだった模様。本物は黒色)
- 「奈良県警捜査第二課」を名乗る
3. 詐欺のシナリオ
- 「タドコロツヨシグループ」が特殊詐欺を実行し、被害額は6,000万円
- 相談者が共犯とされ、「あなたが10%(600万円)を受け取る予定だった」とタドコロが供述していると話す
4. 金銭詐取の流れ
ここからは圧迫し焦らせて急がせることで思考が巡らないように仕掛けてきます
- 「潔白を証明するためにはあなたの持っている紙幣の番号を確認する」と説明し、振込を要求(この段階にくると話している内容は全く理屈が通らないのですが、警察から捜査対象となっていると誤信し慌ててしまっているのでどうしたら解決、解放されるかとの思考に偏ってしまっています)
- 「金融庁が本日中に操作をしたい」と急かし、冷静な判断を奪う
5. 個人情報の流出と二次被害
- 運転免許証の画像を送らせ、現住所・実家の住所が詐欺グループに知られる
- その後、本人や実家の親に「被害額を取り戻せる」と持ち掛け、着手金を騙し取る二次詐欺が発生しうるので注意が必要です。
🔹 注意点
・警察がLINEで捜査を行うことはない
・警察からの電話末尾0110 を装う詐欺もあるので注意
・「急いで振り込め」と言われたら詐欺を疑う、というか詐欺
・知らない番号には出ない。海外からの電話(国際電話識別番号「+」から始まります)には出ない。
・個人情報を送ることで二次被害の可能性があるため(ずっと)要注意
まずは、落ち着いて一旦電話を切り、家族や知人に相談してから折り返しましょう。
通話内容に不審な点があれば、最寄りの警察署、交番へ通報してください。