突然やってくる固定資産税の納税通知書

第三順位(兄弟姉妹)の相続人の方で、数年前に亡くなった兄弟の不動産について、自治体から固定資産税の納付を突然求められて困っているお声をよく伺います。

数年前の相続の際に考えてもみなかった兄弟の荒れ果てた田畑の固定資産税の請求が突然やってくることもあります。相続放棄は相続開始があったことを知った時から3か月以内に行う必要がありますから基本的に相続放棄はご相談の時点ではできません。

自治体も税収を確保するために身近な近場に住む相続人を探して(狙って)請求してきます。(しかも相続分に応じた請求ではありません。地方税法11条、11条の2等を根拠条文に不動産ごとの固定資産税額まるまるの請求がやってきます)。相続人の数や死亡時期によっては遺産分割協議などで相続分の放棄もできますが、熟慮期間内の相続放棄を検討していただくことが無難です。預貯金もないし遺産分割は要らないやと思っていると残った不動産が後でじわじわと負担になってきます。

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さて、週明け月曜日はいよいよ第47代米国大統領就任式。しかも当日アメリカ市場は休場の波瀾要素(マーティン・ルーサー・キング・デー)。インフレ再燃と関税合戦と金利上昇と平和な雰囲気は全くありませんが年末の株価上昇に向けて歩んでいけるのでしょうか。